森末 由美子 ±0



<作品紹介>

きれいな直方体に刈られたはずの道路脇の植木が、成長して道路にまではみ出ている。
多くの人に撫でられ続けたビリケンさんの足の裏が、すり減って凹んでいる。
それらは、あるべきはずの形から遠ざかりながらも、かろうじて植木やビリケンさんの足といったひとかたまりとして在ります。
でも、一体どこからビリケンさんの足ではなくなるのでしょうか。
ひとかたまりの植木じゃなくなったら、何になるのでしょうか。
そう考えたとき、あったはずのひとかたまりの形がわからなくなりました。

今回の展覧会では、そんな、あるべきはずの形がわからなくなった物たちを展示します。

今わたしの目の前にある物たちも、もしかしたらこんな姿をしているかもしれない、と思うのです。


<作家紹介>

森末 由美子 Morisue Yumiko

1982 京都府生まれ
2005 京都市立芸術大学卒業
2008 京都市立芸術大学大学院在学中


<グループ展>

2003 全国大学版画展(町田市立国際版画美術館/東京)
2004 全国大学版画展(町田市立国際版画美術館/東京)
2005 「選選展」(oギャラリー/東京)

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