岡澤理奈|現象学者と孤独と虹


<作品紹介>

ギャラリーにおいて、通常は"部屋"としての役割を与えられている場所で展示される、レディメイド・オブジェクト群によるインスタレーションです。
いま・ここ で、私たちを力づける現前のオブジェクトと私たちとの<関係>を真摯に見つめて、ひとつひとつ配置していきます。
あなたが部屋を訪れた折りには、触れ・動かし・必要な変更を加えて下さい。


詩学? それはまさに、結論を出そうと努力する理論と、何一つ結論しない(見なすことをしない)現前という、この二重の射程だ。一方が欠ければ、他方もまるでありえない。瞬間と持続がわれわれを力づけるのは、そこからだ。あらゆる詩学は、永遠に対する一時しのぎにほかならない。
(エドゥアール・グリッサン『<関係>の詩学』より/菅啓次郎 訳)


<作家紹介>

岡澤理奈 おかざわ・りな http://okazawarina.info/

2004年 岐阜県立情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。
京都を拠点に、自宅や知人宅にて客人と対話しながら作品を提示するという形式で芸術活動を続ける。
イメージ発生の閾値を探るワークショップ『Play Cards』、インタラクションの内観を志向したオブジェクト『PUSH』、蓄光性の物質を使った概念図示のためのオブジェクト『燐光性の表面』、依頼者の要望にあった書籍をセレクトし提案するプロジェクト『ブックソムリエ』が近作。
ギャラリーで公開される形式での作品展示は、2003年春 立体ギャラリー射手座 / 京都 で開催した「移動書房」以来となり、今回の展示は、完全な新作として発表される。

展示風景現象学者と孤独と虹 - 展示風景はこちらよりご覧頂けます。