山で木を切り船にして海に浮かべる

dot architects × 西光祐輔 LIXIL出版『現代建築家コンセプト・シリーズ27』出版記念展示

2020.9.5(fri) - 10.4(sun)

入場:500円

1drink付

※頂きました入場料の半額は作家へお渡しします

会場:千鳥文化

大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-2-28

展示概要

千鳥文化では9月12日から10月25日まで、写真家西光祐輔と建築家ユニットdot architectsによる展示、「山で木を切り舟にして海に乗る」を開催します。

今回の展示は、若手建築家の建築思想から建築の方途を探る「現代建築家コンセプト・シリーズ」No.27としてdot architectsによる1冊がLixil出版より刊行されることを記念し、その本の写真を全編に渡って撮り下ろした写真家西光祐輔との協働制作として作品を発表します。

紙面において両者は、写真家が建築家の作品を撮り収めるのではなく、建築が立ち上がる前の思考に呼応するイメージ、互いに通底する街と都市への視線と考察を展開しています。

本展ではdot architectsによって未来に設計される「西光祐輔写真美術館(仮)」という仮想施設内の一展示室と見立て、この関係性をさらに発展させます。

展覧会に向けて

LIXIL出版から刊行される現代建築家コンセプト・シリーズの原稿を書き始めたのは3年前になります。 日常の些細な気づきから建築的思考を浮かび上がらせようと試みましたが、諸々の理由でお蔵入りしました。 しばらく経って再始動することと相成りまして、かつて書いた原稿を読み直していますと写真家西光祐輔が天から降ってきました。 文章にピッタリくる確信がありました。この本ではインデックスで使用された写真以外は全て西光さんの写真です。 私は西光さんの写真を言葉でとやかく言えません。言った尻から間違えそうです。とにかくいいので見にきて欲しいです。 それから誰に頼まれたわけでもありませんが西光祐輔写真美術館を設計してしまいました。
(dot architects / 家成俊勝)

家成さんから電話頂いたのが2018年の春前。 LIXIL出版からdot architectsの本が出るんで 『所謂普通の建築写真を使っても面白くないんで 西光さんの写真使わせて下さい。』と とても丁寧で豪快な家成さんらしい電話を頂いた。 本当に嬉しかった。 それから、一緒に撮影に行ったり、 色々しょーもない雑談したり 色々しょーもない雑談したり、 色々しょーもない雑談したり 色々しょーもない雑談したりしてきた。 dot architectsといると只々それが楽しいのだ。 建築のことは詳しくないけど、 そんな建築家集団は中々いないと思う。 建築という僕からすると難しいメディアの中で これだけ少しふざけようとしてボケようとして そして真面目に常に鮮やかなカウンターパンチを 繰り出し繰り出そうとしている人達を 僕は知らない。

dot architectsは、それがカッコよくかわいく、 そして笑けるのだ。 出版される現代建築家コンセプト・シリーズの文も あくまで家成さんがトリガーとなった出来事を 淡々と書き押し付けがましくない dot architectsの建築を 知ってる人これから知る人への思考を 感じた事を否定しない とても謙虚で懐かしい匂いがする 一つもカッコつけてない、 とてもカッコいい文章だ。 展示は出版記念というと、何だか大層な事だけど タイトルの『山で木を切り舟にして海で乗る』 という事は 海に向かう道中に川があるはずで、 偉そうですが その川のような気分 川の様なテンションでやれればいいな、 と思ってます。 どんなテンションやねん。 今までdot architectsとは、 別の仕事の現場もしくはグループ展、 イベントなどで何度も 一緒になった事はありますが タイマンの展示(タイマンの展示って何だ) は初めてです。 その事だけでも本当に楽しみで怖いし 企画者がコンタクトゴンゾ三ヶ尻さん、 場所の管理者がadandaの小西小多郎さん。 もうこんなんほとんどリアル西遊記ですよ。

是非お越し下さい。
(西光祐輔)

dot architects

dot architects

2004 年に家成俊勝、赤代武志により共同設立。大阪・北加賀屋にて「もうひとつの社会を実践するための協働スタジオ」コーポ北加賀屋を拠点に活動し、現メンバーは、家成俊勝、赤代武志、土井亘、寺田英史、池田藍、宮地敬子、石田知弘の7名。既存の経済原理とは異なる設計学を重視し、設計、施工のプロセスにおいて専門家・非専門家にかかわらず様々な人との恊働を実践している。また設計に留まらず現場施工も手がけ、舞台美術や展示空間構成、リサーチプロジェクトやアートプロジェクトなどにも携わっている。 主な設計に、Umaki Camp(小豆島、2013)、千鳥文化(大阪、2017)、会場構成・施工に「Dotted AlleyScape」(瀬戸内国際芸術祭2019 北浜エリア)、ICOM 京都大会開催記念「京の歴史をつなぐ」(京都文化博物館 、2019)他多数。「3.11以後の建築」 (金沢21世紀美術館、2014)、第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館「en [縁]:アート・オブ・ネクサス」(イタリア、2016)等の展覧会に参加。

西光祐輔

西光祐輔

1976年和歌山県新宮市生まれ。写真家。街、動物、風景などの異なるイメージを配置し、同時多発的イメージをテーマに作品を発表。2010年に自主レーベル「approach」立ち上げ。どついたるねんや柴田聡子など数多くのミュージシャンの写真集、ジャケット写真、MVなども手がけている。12年NAMURA ART MEETING'04-'34 VOL.4 臨界の創造論、13年国東半島芸術祭、イベント、グループ展など参加多数。近年の個展に「THE NIGHT」(千鳥文化・コーポ北加賀屋、2018) 。

dot Nishimitsu Radio vol.3 最終回!

10月25日(日)14:00 start

【第一部 オンライントークセッション】

https://youtu.be/zu1HCd6MrjU


14:00-
ゲスト:塚原悠也・松見拓也(contact Gonzo)
ホスト:土井亘(dot architects)、西光祐輔
15:30-
ゲスト:梅田哲也、三ヶ尻敬悟(contact Gonzo)
ホスト:西光祐輔

【第二部 ライブパフォーマンス】

※配信はありません


19:00-
YPY × 西光祐輔
音と写真スライドのライブセッション
Door:¥1,000
定員:15名
予約: keigo.mikajiri(at)gmail.com

【after party】
20:00- end
西ミッツバー
バーテン:西光祐輔
DJ:X.I.R.A

dot Nishimitsu Radio vol.2

10月3日(土)12:00〜18:00

https://youtu.be/YT8N-h9u3NM

第1部
・石田知弘×西光祐輔
『石田知弘のしかられたい』
第2部
・土井亘×原田拓哉×加納俊輔
『土井亘のおかずのビルディング』
第3部
・寺田英史×金氏徹平
『NBAと彫刻と建築と私』

オープニングトークイベント

dot Nishimitsu Radio vol.1

9月12日(土)12:00〜18:00

https://youtu.be/CXmRVitF-Lk

本展示のオープニングトークイベントとして dot architectsの家成俊勝と西光祐輔との長時間トークセッションを 「dot Nishimitsu Radio」として、ゲストを交えながら公開YouTubeライブ配信を行います。 ゲストはミュージシャンの柴田聡子さんとアートユニットSHINCHIKAの藤木倫史郎さん、 ドットアーキテクツと交流のある建築家、懐かしのドットアーキテクツメンバーを迎えての公開ライブイベントです。
【タイムテーブル】
12時〜 西光祐輔、家成俊勝
13時〜 香川貴範、垣内光司、米津正臣、他、懐かしのドットアーキテクツメンバー
15時〜 柴田聡子 、藤木倫史郎
17時〜 西光祐輔、家成俊勝

藤木倫史郎

藤木倫史郎

)1982年生まれ。 アートディレクター・デザイナー アートディレクターとして広告制作を手がける傍ら、「SATOKO SHIBATA TOUR 2019 “GANBARE! MELODY” FINAL at LIQUIDROOM」・「スロー・イン」のジャケットデザインや、ZINE「スロー・イン日誌」のデザインに携わる。2002年に結成したアーティストコレクティブSHINCHIKAに参加。

柴田聡子

柴田聡子

1986年札幌市生まれ。 大学時代の恩師の一言をきっかけに、2010年より都内を中心に活動を始める。 ギターの弾き語りでライブを行う傍ら、2011年夏と冬に自身で録音した2枚のデモCD(計20曲)、2012年6月三沢洋紀プロデュース多重録音による1stアルバム「しばたさとこ島」を発売。以後4枚のフルアルバム、2枚のライブアルバム発売。イベント参加、コラボレーションなど多数。 2016年6月、初の詩集「さばーく」を発売。同年、第5回エルスール財団新人賞<現代詩部門>を受賞。『文學界』『すばる』『現代詩手帖』などにも寄稿し、詩人としても注目を集める。2018年、1月号より現在に至るまで、雑誌『文學界』にてエッセイ「きれぎれのハミング」を好評連載中。 2020年10月より全国弾き語りツアー、柴田聡子のひとりぼち’20開催予定。自身によるネットラジオ『シャムゴットトークドリル』も好評配信中。