adanda

入場:無料
会場:千鳥文化ホール

大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-2-28

展示によせて

ふとした時、自分が誰なのかここはどこなのか今どうして立っているのか、自分の存在がわからなくなる。 そんな感覚的イメージを映像にし幅18m高さ2mの直方体に投影する。 外側からも内側からも鑑賞できる映像と音に包まれるインスタレーション作品。 COVID-19によるパンデミックによって一変した世界。この驚異的なウイルスは一瞬にしてたくさんの人々 の尊い日常を奪い、仕事を奪い、命を奪った。 しかしその反面で急速にオンライン化が進み、社会は確実に次のステージへ進化した。 そうした社会の急速な変化や、信じられない事態が次々報道される中たくさんの情報にもみくちゃにされ 私の存在 魂の居場所がますますわからなくなっていった。 自分の魂の居場所が曖昧になるとどうしようもなく不安な気持ちと、なぜか穏やかな意識の水中をただ漂うような安らかな気持ちにもなる。 私はこの「曖昧」を愛しているのだ。

棟 光里

棟 光里

1998年生まれ大阪出身
京都市立芸術大学美術学部美術学科構想設計専攻在学中
音と映像、身体と映像の関係や空間に投影する光に興味を持ち
主にシェイプアニメーション映像を用いたパフォーマンスや
インスタレーション、プロジェクションマッピング等の制作を展開している。